御挨拶

院長写真

漢方は古くて新しい医学です。
2千年以上前に成立し、現在も発展し続けています。
漢方と現代医学は相反するものではなく、互いに助け合って、治療効果を高めるものです。私自身は漢方と現代医学を特に区別しては考えず、治療に有利な方を使ったり、対症療法では現代医学、根治療法では漢方を中心に使います。もちろん漢方も急性疾患に使え、特に冬の風邪は一晩で治して当たり前なのが漢方治療です。
本院は漢方使用が多いのは事実ですが、どれだけ患者様に治療効果を満足していただくかに、心を砕きたいと思っております。


プロフィール

[名前]
三宅和久(みやけかずひさ)
[趣味]
歴史、民族学、アニメ、
[略歴]
1962年1月生まれ。
福岡市博多区吉塚出身。西南学院中学校、福岡高校卒。
1989年 岡山大学医学部卒。将来、海外医療援助や僻地医療をすることを目標にスペシャリストよりジェネラリストを目指す。関連病院が中四国で一番多い岡山大学には敢えて残らず宇治徳洲会病院で2年間ローテーション研修。
内科、外科、麻酔科、小児科、産婦人科、脳外科、整形外科の研修の後、小児科専門で勤務。
研修中、牧野茂先生の漢方勉強会に参加。漢方の勉強を始め、京都国立病院の田代眞一先生の勉強会にも共に通う。
1991年、医療ボランティアAMDA(アムダ)のメンバーとして、初めて海外での救援活動に参加。クルド難民救援でイランに2ヶ月滞在。
1993年、アムダの活動を手伝うためアムダの本部である岡山のアスカ国際クリニックに移り、内戦、災害の発生の度に、医療救援の1次隊として現地へ出掛ける。
アスカ国際クリニックの日常診療として地域医療に携わると共に、週に1日、山地の医療過疎地帯での当直、診療に従事。
アスカ国際クリニックで勤務する、北京中医薬大学大学院卒の甄立学先生から中医薬(漢方)と鍼灸を学ぶ。また、菅波茂院長からは、皮内鍼を学ぶ。
1997年、1年間休職し、南京中医薬大学に遊学。最初に国際鍼灸コースを3ヶ月受講し、その後は温病学教室の楊進教授や他の教授方、更に老中医として知られる孟澍江先生に師事。
2003年から1年間、廉価医療普及のためミャンマーに滞在。ミャンマー伝統医に鍼灸を、僧侶、農民に吸い玉療法を教育指導。
2004年、帰国。福岡で輝栄会病院、正信会水戸病院勤務を経て
2008年9月、三宅漢方医院を開院。