吉塚市場の入り口にある吉塚地蔵堂。
吉塚の名前の由来である星野吉実(ほしのよしざね)を祀ってあります。
コロナが酷くなる前に食事した写真。
最近は持ち帰り中心に利用しています。
ミャンマービールはおいしいのですが、
経営者が軍人とのことで、軍事クーデターに
抗議するため、しばらく輸入しないそうです。
新しくできたアジアンプラザ。
ベトナムコーヒー他色々あり、飲食したり、
休憩できます。
ミャンマーから来られた金色の眩い仏様。
彼の地では拝む時、三拝します。
週に一、二度、北九州の世界平和パゴダから
ミャンマーの僧侶が来て、説法されます。
最近はミャンマーが軍事クーデターで無茶苦茶になっていますので、犠牲者を追悼して、皆で祈っていました。
世界平和パゴダへのリンクはこちら!
三宅漢方医院から寄贈したミャンマーの仏画も
飾ってあります。
吉塚市場の外れにあるパン屋さん。
ベトナムサンドが名物で、これが美味。
西林寺の本堂。
毎年11月にはカンボジアを支援するため、
キャンドルナイトというチャリティーコンサートが開かれます。
西林寺へのリンクはこちら!
ベトナム料理店です。
他のベトナム料理店では見られない本格的な
食材もあり、大人気です。
3月半ばに模様替えをしました。
久しぶりに天海響喜(あまうみひびき)さんの絵を飾りました。
今回は漢方薬になる植物をテーマした
作品もあります。
倒福
福岡市美術館で高畑勲展があるので
診察室はジブリのフィギュアにしました。
まだコロナ禍真っ最中なので、
アマビエ様も飾ってあります。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
今年は丑年。
コロナはモー嫌っ!
ではまず牛について。
ウシの家畜化は1万年前だそうですが、1990年代になされたミトコンドリアDNAを使った系統分析で、インド系のゼブ牛と北方系のタウルス牛に分かれ、その分岐時期が20万年前から100万年前で、もとからあった二系統が、人類によって別々に家畜化された結果、今あるゼブ牛、タウルス牛となったという二元説が広く支持されているそうです。
インド神話では、世界の始まりの乳海撹拌で
神聖な牝牛スラビーが生れ出たとされ、
クリシャナ神は牛飼いとして育ち、
シヴァ神の乗り物はナンディーという牡牛で、
牛が神聖視されています。
インド・インダス文明の粘土製牛車
モヘンジョダロ出土
紀元前2300年頃
メソポタミヤで最初の文明である
シュメール文明時代に作られた
牛の印章
インド・マハラシュトラ州の牛車。
4000年以上前のインダス文明の牛車とほとんど変わっていません。
こちらはミャンマー農村の牛車。
インド文化圏の国々では、今でもこのタイプの
牛車を見ることができます。
犬かきならぬ牛かきで泳いで河を渡る牛たち。
ミャンマーにて。
現在でも使われている唯一の象形文字、
中国雲南省麗江ナシ族のトンパ文字で
“牛の鳴き声”
こちらは日本の玩具、赤べこ。
首をふって可愛いしぐさです。
牛鬼は色々な形があるようですが、こちらは
有名な宇和島の牛鬼。私もぜひ一度見てみたいと思っています。
こちらは体が蜘蛛のような牛鬼。
ゲゲゲの鬼太郎に出て来て、迦楼羅さまが
退治してくれたのはこのタイプ。鬼太郎シリーズの中でも特に面白い話ですが、鬼太郎のパロディの「奇異太郎少年の妖怪絵日記」に出てくる牛鬼も、主人公とヒロインの会話のデコボコギャグに大笑いできて大好きです。
読んでみたい方はこちらをクリック!
牛鬼の話は62話です。
こちらは拙著「護鬼の里」に出てくる牛鬼。
夜に田に入って稲を食べて枯らしてしまい、
触ると病気になってしまいます。
病気を避ける時に有名なのが蘇民将来のお札。
旅の途中で宿を乞うた武塔神(むとうしん)をもてなした蘇民将来の子孫と示すことで、病を避けられると言われています。
武塔神は牛頭天王という厄除け・病気平癒の神様ともされています。
今年は早くコロナワクチンが開始されて、
コロナが終息しますように!!!
ヤフオクで偶然見つけた絵に惚れ込み、早速購入しました。Ato fujiharaさんという作家さんです。
梅雨明けから盆明けまでは、艦これのビキニに
模様替えしていたのですが、秋を前にラムちゃんに模様替えしました。浴衣姿のラムちゃんが何となく秋祭りを連想させるからです。
しかし、今年はコロナの影響で放生会も無し!寂しい限りです・・・。
これは少年サンデーとマガジンの創立50周年を記念して作られたコラボのフィギュア。
後ろのお面がサンデーとマガジンのキャラになっています。
向かって左は吾妻ひでお先生の絵。
マイナーの巨星でしたが昨年亡くなりました。
ショックでした・・・。
向かって右は高橋留美子先生の絵。
パルコでうる星やつらカフェをやっていた時に買ったものです。
どれもいいですねえ。
高橋留美子先生の作品はどれも大好きですが、私にとってのベスト1は、うる星やつらです!
廊下には、マンガ家の先生からいただいた色紙を飾っています。
「ドクトル・ノンベ」の中原とほる先生です。
「スーパードクターK」の原作もされ、現役の整形外科医で、岡山大学医学部の先輩です。
「火星のココロ」の馬場民雄先生です。
岡大漫画倶楽部の後輩で、アトピーと婦人科マンガの作画もやってもらいました。
ビッグコミックに載っていた「銀のしっぽ」の
森真理先生です。
吾妻ひでお先生の色紙。
「スクラップ学園」のミャアちゃんです。
診察室の前には松本零士先生の「キャプテンハーロック」の色紙を飾っています。
ヤフオクで入手した安彦良和先生の直筆色紙。
「ガンダムユニコーン」のミネバ・ザビです。
4月7日、福岡県にコロナウイルスの非常事態宣言が出されました。待合室もコロナ退散の願いを込めた模様替えです。
入り口すぐの所にあるのは、この絵を見て疫病を退散させるとして、今大人気のあまびえ様のお札。マンガ家の海猫屋さんが描いて下さったものです。
あまびえ様とは、江戸時代末期の1846年に熊本の海に現れ、6年の間豊作が続くが疫病も流行するので、この姿を描いた絵を人々に見せて救えと告げた海神で、コロナ流行に困り果てた今の時代に、再び日本全国で脚光を浴びています。
苦しい時の神頼み、仏陀頼み。待合室は神と仏の絵でいっぱいです。
仏陀の骨である仏舎利をミャンマーに運ぶ船の絵です。
瞑想する仏陀が雨に濡れないよう、傘を広げて守る水神の大蛇(ナーガ)。ナガヨンと呼ばれる図柄です。
吉祥のシンボルであるピンサッ・ユーバ。
象、鳥、馬、鯉、ホー(伝説上の有角獣)が合成されています。
こちらも香木の仏様で、ナガヨンですが、ミャンマーのように電飾を巻いて光らせています。
天岩戸神社の手拭いから作ったマスク。鳥居と注連縄でコロナを通しません!?
コロナウイルスとの闘いはこれからが正念場。神仏の御加護も願いつつ、人ができる予防策は全力を尽くし、この苦難の時期を何とか乗り切りたいものです。
3月3日は雛祭り。
今は新暦で行いますが、以前は旧暦3月3日
だったので、桃の花の開花の時期でもあり
桃の節句と呼ばれていました。
歴史的には複数の起源があるようで、一つは
平安貴族の子女の遊び事だったという記録が
あるそうです。内裏の様子を再現した雛人形。
今の形になったのは江戸時代だそうです。
童謡「うれしいひなまつり」では「お内裏様とお雛様」という歌詞ですが、これは間違い。
正しくは男雛と女雛で、一対で内裏雛と言います。左右にどう置くかは時代的な変遷があり、今は西洋式になった皇室を真似て、男雛を向かって左に置くこともありますが、元々は陰陽で左を陽と見るので、男雛は人形から見て左、向かって右に置かれていました。
雛人形のもう一つの起源は、人の災厄を形代に付けて川に流して払った流し雛で、平安時代の記録があるそうです。「上巳の節句(穢れ払い)」として人形が「災厄よけ」の「守り雛」として祀られる様になりました。その面影を残す立ち雛。シンプルですが独特の趣があります。
きちんと作った人形は高価で、庶民には高嶺の花。もっと安く雛人形を飾る為に、絵に描いたものや、紙で作った雛人形もできました。
昭和20年代くらいの絵に描いたお雛様。
物が無い時代でも、娘を祝ってやりたい気持ちが伝わってきます。
今年も診察室に登場した艦これフィギュアの
お雛様。上から順に
戦艦 武蔵 大和
軽巡洋艦 川内 那珂 神通
潜水艦 伊168 伊19 伊401 伊58 伊8
空母 加賀 赤城 です。
こちらは艦これの立ち雛。
左から 戦艦陸奥 戦艦長門 です。
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます
今年は子年。
哺乳類の先祖はネズミのようなげっ歯類から
始まっています。
恐竜の時代に登場し
隕石による天変地異からも生き残って
その後爆発的に進化していくのですから、
そのしたたかさは見習いたいものです。
ネズミは一般的に良いイメージがあまりありません。人間の穀物を盗み食いし、ペストなどの病原菌の媒体となるからです。
ペストは黒死病と呼ばれ、14世紀のヨーロッパでは、人口の3分の1から3分の2に当たる2千万人から3千万人が死亡したと言われています。
一方で、良いイメージとしては、ネズミは
大国主命の神使ということになっています。
これは、大国主命が須佐之男命に火をかけられ
窮地に陥った時、助けてくれて、一命を取り留めたからです。
大国主命と仏教の神が習合した大黒さまも、
ネズミを神使としていますが、大黒天と非常に近しい関係にある毘沙門天はネズミを眷属としており、これらが取り込まれて大黒さまの神使もネズミになっているようです。
ネズミは食用にできるのか?
ベトナムでは田ネズミを食用として
飼育するそうです。
南米原産のモルモットは、食用として
家の中で放し飼いにされていました。
ペットとして人気のハリネズミは
私も中国の無錫で食べたことがありますが、
実に美味です。棘は刺猬皮(しいひ)と言い
行瘀刺痛の薬になります。
調理法は、沸騰したお湯にハリネズミを
放り込み、針付きの皮をはいで薬屋に売り、
肉は食用に調理するそうです。
うーん、残酷!でも美味しかった・・・。
害獣のイメージが強いネズミですが、最も人間に貢献しているのは、実験動物としてではないでしょうか?
マウスやラットは実に様々な品種が作られ、薬の開発や生理学の実験の為に、凄まじい数が消費されています。
昔は病気を媒介して多量の人間に死を運んだネズミですが、今は病気から人間を救うためにその身を捧げているのですから、歴史の皮肉と言うか、複雑な気持ちです。
令和元年7月、待合室の模様替えをしました。
今回は天海響喜(あまうみひびき)さんの絵です。
診察室も夏バージョンに模様替えです。
艦これの水着姿。
2月10日、吉野ヶ里遺跡に行って来ました。
15年ぶりくらいですが、以前より随分復元部分が増えていました。
物見櫓です。復元する時、こんなに大きかったのか議論になりましたが、柱跡の大きさからこれになったんでしたよねえ。
環濠を復元したもの。
護るべき内側に堀があるのは理屈に合わないのですが、発掘跡はこうなっていたそうです。
巨大な祭殿。屋根の角のような形のモデルは何でしょうか?雲南省のワ族の家がこんな形でしたねえ・・・。
節分も終わって、次は雛祭り。
またまた診察室は模様替えです。
ずらりと並んだ艦これのチビキャラフィギュア
上から順に
戦艦 武蔵 大和
軽巡洋艦 川内 那珂 神通
潜水艦 伊168 伊19 伊401 伊58 伊8
空母 加賀 赤城
こちらも雛祭り。
お内裏様とお雛様を持っています。
戦艦 陸奥 長門
ブックオフで中古を見つけ、アマゾンで足りない分を買い揃えました。
初め、自宅の床の間に飾ろうとしたのですが、妻の猛反対で計画は頓挫。
今は診察室に飾っており、患者さんたちには
好評で、写真を撮る方もおられます。
旧暦の雛祭りまでは、診察室は鎮守府と化している予定です・・・。
1月も終わり・・・。
もうすぐ節分です。
という訳で、ちょっとだけ模様替えしました。
うる星やつらのラムちゃんフィギュア。
牛首人身の神農さまも鬼役。すみません・・。
作者の高橋留美子先生が、1月23日、マンガのカンヌと呼ばれるフランスのアングレーム国際漫画祭でグランプリを受賞されました。
日本人では4年前の大友克洋先生に続いて、二人目だそうです!
素晴らしいっ!!おめでとうございます!!
乾燥する時期なので、机の端でゴジラの加湿器が放射熱線ならぬミストを吐いています・・。
天神のパルコ5階で、期間限定で
うる星やつらカフェをやっています!
高橋留美子ファンで、うる星やつらに
ハマっていたいた世代としては早速行って、
堪能してきました。
グッズでかなり散財してしまいましたが・・。
年が明けたので、またまた模様替え。
今回は正月バージョンです。
以前、奈良で買ったタペストリーを中心に
和風でまとめました。
壱 医を天下の為とし、私利の為とせず。
弐 古きを尋ねて新しきを知り、
もって医宝の継承に努む
参 あまねく医を広め、
天涯地角に行き渡らせん
今年も年初に医院の理念を読み上げ、
初心に戻って頑張ります!
今年も大活躍の獅子舞。
音や振動を感じて、踊り始めます。
診察室に飾った神農像。
医療や薬の神様です。
こちらも神農像。
後藤哲也先生にいただいたものです。
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
今年は亥年!
前向きに突き進んで行きたいものです!
イノシシは猪突猛進の言葉があるように、ただ真っすぐにしか進めないように思われがちですが、実際は急に向きを変えたりもできるそうで、結構柔軟なところがあるようです。
日本では縄文時代からイノシシを獲って食べていたようで、遺跡から骨が出てくるそうです。肉食が避けられていた近世まででも、山クジラと呼んで、食べていました。
古い大和言葉では「ヰ(イ)」と呼ばれ、イノシシは「ヰ(猪)のシシ(肉)」が語源だそうです。シカやカモシカも「シシ」と呼ぶことを不思議に思っていたのですが、肉になるものは何でも「シシ」だったんですねえ。
私が以前勤務していた岡山市の北にある賀茂川町は、冬には猪猟の解禁期がありました。
町を4つに区分し、1年毎にその1区分で猟が行われ、4年経つと同じ地区で猟が行われるしくみで、猪を駆除すると共に、絶滅はしないように工夫されていました。猪肉は100g500円くらいで、売られていましたが、最近は牙もお土産として売られて、立派に産業化しています。
味噌味の鍋が一番と勧められましたが、ステーキや焼き肉でも美味しく食べられます。
夏は臭くて食べられないのですが、冬の猪は絶対に豚より美味だと思いました。
神話では、古事記で大国主命が兄弟に騙されて赤猪に模した焼けた大石で、倭建命は山の神の化身である白猪によって命を奪われる話が出てきます。
その後の時代では、道鏡の天皇即位を阻んだ和気清麻呂が九州に流された折、三百頭もの猪が現れて刺客から守ったので、和気清麻呂を祀る護王神社の狛犬は猪になっています。
戦の神としても信仰された護法神の摩利支天(まりしてん)は、猪に乗っています。
日本では猪はイノシシですが、中国では猪はブタのこと。今年はブタ年です。
イノシシは野猪と言います。
ブタは多産なので豊穣の象徴であり、中国人が最も好むのも豚肉なので、ブタ年は縁起の良い意味で考えられています。
1997年に行った雲南省シーサンパンナのアイニ族の村では、高床式住居の床下で、豚を飼っていました。特別な時に解体された豚肉は各家庭に配られて、風通しの良い壁にぶら下げて乾燥させると、湿度が高い地域でも腐らずに長期保存ができます。熟成するほど味は濃くなり、旨味が増します。
これもアイニ族のブタです。
ブタはイノシシが家畜化されたもので、既に新石器時代から家畜化されていたそうです。
以前インドで、イノシシそっくりの痩せたブタを見たことがあります。食べられるところが少なそうだというのが、素直な感想でしたが・・
豚の昔の字です。
多産のブタ・イノシシ年なので、経済的な発展も良いのですが、文字通り子供がたくさん生まれる年になると良いですね!!
12月初めに、待合室の模様替えをしました。
今度はクリスマスバージョンで、
かねうじ。みささんの作品です。
可愛い赤ちゃんの天使や美人の天使を
描かれる方ですが、私が買うのはいつも
美人画の方。
細身で華奢な感じの女性像が特徴です。
診察室も模様替えしました。
こちらは艦これのクリスマスバージョンです。
重巡洋艦最上型4番艦 熊野
10月後半に診察室の模様替えをしました。
今回はガイナックスのフィギュアです。
ガイナックスは庵野秀明監督を始めとして、様々な才能ある人材が集まり、数多くの伝説的名作を作り上げたアニメ制作会社です。
「トップをねらえ!2」のノノ。
熱血するアンドロイドです。
最古のバスターマシン・ディスヌフ。
番長のような学ランスタイルで戦うのがかっこいい!
「ふしぎの海のナディア」の万能戦艦ニューノーチラス号。翼を開くと機械音がします。
後部ノズルがスイッチになっていて、これを押すと本体が光ります。台座にもスイッチがいくつもあって、音楽や名セリフが聞けます。
「推力上昇1160万トン!
これが万能戦艦ニューノーチラス号だ!
そうだ!生まれ変わった姿だ!」
宇宙戦艦ヤマトへのオマージュですが、聞いていて思わず身震いします。燃えるっっっ!!!
10月になり、待合室の模様替えをしました。
今回は藤城清治さんの影絵です。
「ネムの木の子守唄」
童謡「ゆりかごの唄」をイメージした絵でしょうか。スヤスヤ眠る赤ちゃんを優しく照らす月の光。ゆりかごを揺らすリスたち。
癒されます。
「大クスの癒しの祈り」
大クスに小人たちが上って灯りをともしています。これも癒される絵です。
「月の砂漠」
童謡「月の砂漠」のイメージにピッタリです。
見ていると、小さい頃母親に月の砂漠を歌って
もらっていた情景が浮かんできます。
「しだれ桜」
桜に腰掛けた仙女を思わせる少女に
惹かれます。桜の花吹雪の微妙な
ぼやかし方も最高です。
「コスモスは詩う」
今の時期にピッタリの絵です。
藤城清治の影絵にいつも出てくる
小人たちも少女の周りで遊んでいます。
「夕陽の中の愛の奇跡」
初めて買った絵です。
人魚の少女の表情と夕陽に感動して、
少し高かったのですが、購入して
しまいました。
私の藤城清治ファン歴はほぼ50年です。
小さい頃、母が暮らしの手帳を買っていて、
それに藤城清治さんの影絵付きで世界の民話が連載されおり、夢中になって眺めていました。
藤城清治さんが90歳を超えても元気に創作活動をされているお陰で、今でも素晴らしい新作が楽しめるのは,本当に幸せなことです。
いつまでもお元気に活躍されることを、心から祈っております。
クリニックの藤城清治さんの絵も、少しずつ増やしていきたいと思っています。
藤城清治美術館のホームページはこちらです。
http://fujishiro-seiji-museum.jp/
お彼岸です。実りで稲穂が垂れる浮羽の棚田を見に行ってきました。
彼岸花が田んぼの端に咲き誇っていました。
連休を利用して、農家の方々が総出で稲刈りの真っ最中。御苦労様です。
稲刈りが終わった田んぼ。
棚田は狭いので、小さな機械しか使うことができず、作業が大変です。
下から棚田を見上げると、雲が浮かんでいるようで、棚田浄土といった風情があります。
ナマンダブ、ナマンダブ・・・・。
9月24日は中秋の名月。診察室のフィギュアもお月見バージョンで、月シリーズの駆逐艦になりました。
しずまよしのりさんが描いた秋月のイラスト。
この方は本当に魅力的な絵を描かれますねえ・・・。
島風も秋月も長門も陸奥もとにかく上手い!の一言です!
照月
秋月型駆逐艦2番艦 照月
しずまよしのりさんのイラストはもちろん
フィギュアも素晴らしい出来栄えです!
ファンの方が描いたイラスト。
これは上手い!よくできています!
8月になりクリニックの模様替えをしました。
今回は松本零士の世界です。
宇宙戦艦ヤマト2199はかつてのSFアニメの
名作・宇宙戦艦ヤマトのリメイクですが、
出来が最高に良く動きやデザインが素晴らしい
上に、脚本を40年間練り込んで、かつての
矛盾を納得できるものに昇華し、更なる名作に
なっていてすっかりハマってしまいました。 (^.^)/
「夕日のヤマト」第1話の名シーンです。
オープニングの音楽を口ずさんでしまいます。
「À la mer stellaire(星の海へ)」
キャラクター総動員の絵ですが、
結局買ってしまいました・・・。
「シェヘラザード」サーシャの絵です。
綺麗ですねえ。これまた思わず買って
しまいました。
スターシャの絵もあるといいのですが・・・。
「主砲斉射」一番好きな絵です。
宇宙空間で通常弾頭を斉射し黒煙が拡散する
大迫力に圧倒されます!
「宇宙駆ける船」アートキャンパスです。
「発艦!α2」
カタパルトのコスモゼロがかっこいい!
「戦火の中のヤマト」
敵中突破のヤマトが迫力です!
「深宇宙の魔響」
ガトランティス艦との遭遇シーンです。
「地球よ!ヤマトは帰ってきた!」
感動のラストシーンです。
ジーンと来て泣きそうになります!
キャプテンハーロックとエメラルダス。
夏の夜は宇宙の海を見上げたいですね!
診察室の前にはメーテル。
銀河鉄道999も名作でしたねえ!
診察室も模様替え。
ヒロインたちのフィギュアに、地球と
ガミラスの宇宙戦艦群。
6月になり、診察室の模様替えをしました。 艦これの駆逐艦娘たちの水着バージョンです。
今までも艦これのフィギュアを飾ってきましたが、今回夏向け水着バージョンが出たので、飾ってみました。フィギュアの間には、海の化石などを並べています。
白露型駆逐艦三番艦・村雨です。
白露型駆逐艦四番艦・夕立。
アニメでは「・・・っぽい〜。」と言う喋り方をする天然キャラでしたが、大戦中は軽巡アトランタ・駆逐艦バートンを撃沈、駆逐艦アアロンワード・カッシンを砲撃大破、軽巡ジュノーの艦橋に砲弾を浴びせて指揮系統を破壊した帝国海軍随一の殊勲を挙げた武功艦です。
白露型駆逐艦一番艦・白露。
島風型駆逐艦一番艦・島風。
速度・武装共に最高峰の駆逐艦ですが、製造に時間と金がかかる為結局一隻しか作られなかった駆逐艦です。最速の艦娘が、浮き輪でくつろいでいます。
アンモナイトの化石。特殊な成分に浸かっていたそうで、ピカピカです。
イルカとセミクジラの置物は、クジラの歯から削り出したもの。奥に見える貝のようなものは、クジラの耳骨です。耳に当てると、潮騒が聞こえてくるような気がします。
戌年特集
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年は戌年。
ワンだふるな年になりますように!
犬は古くから人間の忠実な家畜として知られていますが、最近の研究では1万5千年以上前にオオカミから分化したと推定されているそうです。
人間の残飯を漁るオオカミのうち、デンプンを消化できる形質を持つものが人間と暮らすのに有利となり、次第に犬としての分化が進んだのだとか・・・。
イヌの野生原種はタイリクオオカミ(Canis lupus) の亜種のいずれかと考えられていて、DNA組成は、オオカミとほとんど変わらないそうで、交雑して仔を作れます。
神話と犬
古代メソポタミアでは、神々の横に
神を象徴する侍獣が置かれましたが、
治癒神グラの象徴が犬。
写真はウルクの大鉢の一部なのですが、
グラ神かどうか怪しいそうです。
古代エジプトのアヌビス神はヤマイヌの姿。
ミイラを作り、ラーの天秤を用いて死者の
罪の重さを量ると言われています。
ゾロアスター教では、犬は人間の次に位が高い生き物です。
特に霊力が強いとされる両目の上に斑点のある四つ目の犬に死体を見させ死魔を退散させますが、この辺は諸星大二郎「西遊妖猿伝」西域篇2巻に出てきます。
さすが諸星大二郎!!
日本書紀では、昔、丹波の桑田村に
「甕襲(みかそ)」という名の人物がおり、
その家には「足往(あゆき)」という名の犬がいて、この犬が牟士那(むじな)という名の山獣を食い殺したところ、その腹から八尺瓊の勾玉が出てきたので、これを朝廷に献上したとあります。
岡山県総社市の吉備津神社
昔話では、桃太郎に出てくる犬でしょう。
この話は各地にありますが、その一つが
岡山の吉備津神社に伝わるもの。
百済から来た温羅(うら)という鬼を退治する為、吉備津彦命(きびつひこのみこと)が朝廷より派遣され、そのお供が、犬飼部の犬飼健命(いぬかいたけるのみこと)、猿飼部の楽々森彦命(ささもりひこのみこと)、鳥飼部の留玉臣命(とめたまおみのみこと)の犬猿雉子トリオです。
退治された温羅(うら)の首はここに祀られ、
以後は釜を鳴らして国家の吉兆を占う
護国の鬼と化します。
江戸時代にベストセラーになったのが、滝沢馬琴の南総里見八犬伝!
全98巻、106冊の大作で、敵将の首を獲った神犬・八房の嫁となった伏姫の身体から、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八つの玉が飛び出し、それを宿した八犬士が里見家を
守って戦うというもの。
話も面白いのですが、それを書いた滝沢馬琴が、失明しても息子の嫁に口述筆記させて完成に漕ぎ着けたその執念がまた感動的です!
1913年に最初に映画化され
以後も数作作られています。
学生時代にあった角川映画では
薬師丸ひろ子が主演していて
ポスターが綺麗で印象的でした。
本編はまだ観ていませんが・・・。
辻村ジュサブローの人形と、坂本九の歌・ナレーションで放送されたNHKの人形劇
新八犬伝は名作でしたねー!
♪いざとなったら玉を出せっ!力~が溢れる~不思議な玉を~!♪
今でも時々思い出して口ずさんでしまいます。
八犬伝の原点は、中国・ヤオ族の始祖伝説です。
竜犬が敵王の首を獲って、三番目の王女を娶り、盤護王に任ぜられ、俗に狗王と呼ばれました。
その王女が産んだ十二人の子供が、ヤオ族各支族の祖となります。
それ故、ヤオ族は祖先を敬って犬の肉を食べないそうです。
日本の神社を守る狛犬。
このルーツもロマンです。
沖縄のシーサー。
獅子と犬の中間形。
ミャンマーの寺院の入口を守る獅子
少し犬っぽいかも・・・。
古代メソポタミヤでは、王宮や神殿の守り神として獅子像が置かれていました。
大きな口を開けて悪霊を一呑みにするとされ、これが東に伝わって中国初期王朝
殷の饕餮(とうてつ)になったとも言われています。
ライオンが生息しないインド以東では次第に形が変化し、日本では狛犬となりました。
ヒッタイトの王宮の門の獅子像
ヒッタイトの獅子像
バビロニアの獅子像
犬の中国古代文字
ここにブログ内容が入ります。ここにブログ内容が入ります。ここにブログ内容が入ります。ここにブログ内容が入ります。